昨年から計画してきたPlat Home Nine初のレコーディングスタジオでの録音をしてきました。場所はpygmalionや57picturesの紹介で茨城県は日立市にあるチャプターハウスにて行ってきました。
普段運転しないプラットメンバーにとってはほんの3時間弱の運転も大変神経すり減るものがありましたが、無事帰ってくることができました。といっても運転は全てドラムのナカジがやってくれました。私も運転したかったけど、残念ながら他のメンバーから「怖い......」と拒否されてしまったので、やめておきました。
あいにくの悪天候の初日はドラム、ベース、私のバッキングの一発REC。今回は4曲の録音でしたが、なにしろ初のレコスタともあり、緊張や慣れない環境、はたまたトラブルが相次ぎなかなか難航してしまいました。飯を食うことすら忘れ、粘り続けようとしましたが、エネルギー補充のため中断し、すき屋へ。もはや何を食べたか思い出せないくらい放心状態でしたが、いつものすき屋が10倍くらい美味く感じた気がします。恐るべし空腹の力。
深夜まで作業は続き、3日間我々の家となる、宿舎へ帰宅。まるで合宿のような感じでした。部屋にはテレビもなく、風の音が響き、静かな夜でした。私は慣れない環境だと大抵眠れないのですが、養命酒を持参したおかげで、爆睡できました。
二日目。小原ギターとボーカル、+αのギターREC。
昨日の反省も少し生かしつつ、ひたすらREC。
この日はなんといっても‘最大のお楽しみ’の日。
お楽しみの内容は後日お知らせします。
昨日よりもサクサクと進みちゃんとご飯の時間も確保できました。
しかしボーカルRECが終わるまでは私はあまりご飯が食べられないため、私以外のメンバーで、pygmalionやエンジニアの樫村さんの激押しレストラン、“清海”へ。
どうややお弁当もあるとのことなので、お土産にお弁当を頼みボーカルRECへ。
人参を追いかける馬の如く、歌録りはテンポ良く進みました。
清海の弁当はもの凄いボリュームで、ハンバーグにフライにスパゲティに生姜焼き等が入っており、正におかずのメインストリートずくしといった感じでした。
どれもこれも美味い!!!疲れた体にぐいぐいとエネルギーが補充されていくようでした。
深夜にさしかかり作業終了。
終わらなかった録音は最終日に録ることになりました。
そして例の宿舎へ。東京を出発した時に比べると、比にならないくらい寒かったです。
凍えながら暖かいシャワーを浴び、みんなはビールで一杯乾杯していました。
私も酒が飲めたらなぁと思いつつ、一人寂しく養命酒を嗜み就寝。
3日目。この日で最終日。昨日残した歌と諸々を録り、ひとまず終了。そしてそのままミックス。
途中、ご飯を食べに近くの和食レストランへ。
小原さんが、”横綱”という、とんでもない量のざるそばを注文して、ストイックに食べていました。なんでこんなに色々メニューがあるのに、よりによってざるそばなのだろう...と思いつつ、私は天ぷらやら、うどんやらの豪華セットをたべました。
ミッスク作業があと一歩のところで、ひとまず3日間のタイムリミットが来たので終了。
外へ出たら星がびっくりするくらい見えました。
帰りも勿論なかじま先輩の運転で帰京。深夜のパーキングエリアで食べた味噌ラーメンが、これまた美味くてうまくて。
明け方に帰宅。
就寝。
今回のレコーディングではただCDを作るという目的以上に、今までにない経験と反省も持って帰ってこれたので、非常に充実した3日間でした。
真面目なまとめになりましたが、最後にひとつ。
「飯は重要」ということは一番の教訓でした。