しばし更新遅くなってしまいました。
外は暴風雨、窓はガタガタガタガタ。台風がきましたね。
えーと、前回の続きですね。
<Plat Home Nine大阪へ行く>
前回は3人で朝っぱらから地味に観光したところまで書きました。
さて、梅田駅に戻り、ロッカーから荷物を取り出していたところ、見知らぬおばちゃんに話しかけられました。何故って、そのロッカーは実にハイテクロッカーでして、画面にタッチして暗証番号を入れてロックするような仕組みになっており、ロッカーの開閉の仕方を、かなり執拗に事細かにおばちゃんが聞いてくるので、必死に中島が何度も同じことを説明し、私が実際操作する。という状況になり、実は若干時間も迫っており、うずうずする外山君をよそに、おばちゃんに何とか理解してもらい、別れを告げたのでした。
そしていざ心斎橋へ。楽器を背負った瞬間、一気にその重みとともに、気が引き締まり、ライブモードになり、御堂筋線へ乗り込みました。
ようやく心斎橋に到着。一気に若者の街らしくなり、本日ライブをやるAtlantiQsへ到着。
見慣れたギターケースにエフェクターボード。いつもの調子で、少しニヤけた小原さん登場。
行き方は違えど、揃えばいつもの感じですね。
人見知りのPH9は少々緊張気味でリハを開始。
無事終了し、ご飯を食べようということで、今度は4人で街へ繰り出しました。
私以外みんな初大阪ということで、これまたベタにたこ焼きを食べにゆきました。
わなか という店を中野さんに紹介して頂き行ってみたところ、店内はとても混んでました。たこ焼きが焼き上がるまで待っている間、他のお客さんを見て、そわそわする小原さん。目線の先には黒丸●の中に黄色い☆。
それはまさしくビールであります。
輝くビールをよそに、ちょっと寂しそうにたこ焼きを食べる小原さんでした。
きっといつも調子で飲んだらライブに支障がでそうだ。と察知したのでしょう。
そして何故が順番を飛ばされ、なかなかたこ焼きにありつけない外山君でした。
しかしまだまだお腹が満たされない4人。時間もあるので、ふらふらと食事する場所を探すも、何処に何があるかも分からず、結局大阪王将へ。
なんと東京から駆けつけてくれたKさんと店の前で遭遇し、一緒にごはんを食べました。いやいや本当にありがたいですね。この場を借りてKさんにはお礼を言わせて頂こうと思います。
いつもいつもありがとうございます!
ライブハウスに戻り、顔合わせをし、ライブスタート。
私たちは4番目の出番でした。
そこまで緊張することもなく、思う存分演奏できたと思います。
しかし両手を上げて、万歳できるほど、思い通りにはいかない感じもあり、ちょっと悔しさも残しつつ、ライブは終了しました。
高校の時の友達で、今大阪で勤めている子が居て、ライブを見に来てくれました。
バンドとは無縁の彼女は、いわゆる、こういったライブハウスは初めてだったらしく一言二言挨拶して、終わった後もすぐ帰ってしまいました。私はこういう場所でかれこれ7、8年生きてるんですよ。ってのを少し味わってもらえたかなぁ。
終演後はそのまま箱打ちで、夜中までだらだらとしていましたが、正直私はもう、前日の寝不足とライブの終わった安心感とて、超特急の眠気に襲われ、もはや酒も一滴飲んでいないのに、記憶が曖昧でした。
そして出発の朝の時間まで、一度休息を取るため、なんばのマンガ喫茶まで歩いていきました。5番目のtheater logic projectionの方々が一生懸命より良いマンガ喫茶を探してくれて、わざわざお店の前まで案内してくれました。本当に有難かったです。
なんばまで歩く道中、あの有名な、道頓堀のグリコの看板を見て、外山氏は「本物だーー」と疲れた目をキラキラさせていました。
そしてマンガ喫茶になだれこむように入った4人。各々休息に入りました。トイレに行こうと、店内を少々うろうろしていたら、本棚前にしゃがみ込んでいる、見慣れた姿が。近寄ってみると、HUNTER×HUNTERを10冊くらい持ってマンガを探す、ナカジマでした。
こんなに疲れているのに、この期に及んで、本来のマンガ喫茶の使い方をまっとうしようとしているなんて。。
そして大変嬉しそうに、シャーベットとマンガを持って自室へと帰ってゆきました。
私はトイレのハンドソープで顔を洗い、すっきりし、そのまま倒れ込むようにソファに横になりました。
それから数時間して迎えた朝、マンガ喫茶というものに、これほど感謝したことはないくらい、感謝の気持ちでいっぱいで、マンガ喫茶を後にしました。
一身上の都合で、またしても小原さんは先に東京で向かいました。
また3人になったPH9。
昼行バスの時間は昼前だったので、ガストで朝食を取りながら、昨日の反省会と思い出話をし、梅田へ。
最後バスを待つ間、近くに鉄橋を発見し、最後に阪急を見納めました。
始まりも終わりも阪急で締まった今回の大阪遠征でした。
帰りのバスは言うまでもなく、熟睡でした。たまに目を覚ますと山や海が見えて、景色も楽しく、バスも悪くないな。と思ったのでした。
新宿に着いたのは20:00。
おつかれさまでしたー!