新しいMV「ときに」は見てくれた皆さん、ありがとうございます。
今日はこの映像を作るにあたってのアレコレを紹介したいと思います。
今作のテーマは「髪を切る!」以上!
今回もPlat Home Nine結成当初からアー写やライブ映像等撮影してくれている、青木さん通称aokilabにお願いしました。
漠然としたイメージで私が書いた、酷い絵の絵コンテから色々膨らませてくれました。
それにしても我ながら絵が下手すぎでした…。
ということで、思えば私ももう1年近く伸びっぱなしの頭で、外山君にいたっては7年ぶりの美容院での散髪らしく、この切り甲斐のあるこの頭たちをカットしてくれたのは、今回撮影に協力してくれた美容室ビードロの店長、ナガオカダイゴロウさんです。
ビードロは私が2年前くらいから通っている美容室で、ナガオカさんとは初めてお店に散髪に行った際、音楽の話で盛り上がり仲良くなって以来、ずっとお世話になっています。
そしてうしろでチョロチョロ何やら動いている人に気付きましたか?
そうです。講釈師の小野田せっかくさんです。
「コミカルな美容師アシスタント役」で出演してくれました。下北沢にて「わろっす寄席」という落語イベントを勢力的に行い、色んな撮影のエキストラもこなしている方です。私も弾き語りで何度も「わろっす寄席」に参加させて頂きました!
うしろの動きは、ほぼアドリブなんですよ。映像に使われているのはほんの一部で他にもおかしなアクションをしてくれました。撮影中おかしくて真顔でギターを弾くのが辛かったです。
出演者を紹介したところで、では始めの歩いている映像ですが、これはスタビララザーという移動しても映像が揺れない機材(こんな説明だと青木氏に怒られそうですが)で何やらハイテクでかっこいい機材でした。
真夏のような暑さの下北沢の路地をうろうろして撮影しました。
この機材はもの凄く重くて、青木氏汗だくでした。たぶんジムでトレーニングするよりきついと思います。
そしていざ散髪シーンの撮影です!
集合は早朝7:00。
皆さんお忙しい中集まってくれていたのでタイムリミットがあり、緻密なタイムテーブル通り撮影が進みました。
寝ぼけ眼のNKZ32
映像をご覧頂いた方は分かると思いますが、このカットのシーンは倍速になっているのです。
なので楽器の演奏は2分の1のテンポで撮影しました。なのでBPM36という、大変のろ〜い「ときに」に合わせて演奏したのです。
ちなみに最初私が読んでいる雑誌は、1980年2月号の鉄道ファンです。
自分の出番以外はエキストラとして出演してましたので、私は演奏含め3役やりました。
そして最後、一番の変貌と遂げた外山君。まるで別人のようでした。
床に出来た髪の山で作った外山君の方が馴染みあるほどでした。
ミュージックビデオとしては2作目になりますが、こんなに人に協力してもらい1つの作品を作ったのは初めてでした。カメラの前でもいつも通り、むしろ素早く丁寧に完璧なカットをしたナガオカさん、青木氏の指示に従いつつも、次から次へと奇想天外なアドリブでコミカルさを演出してくれた小野田せっかくさん、そして、私たちの意見も聞きつつアイデアを形にして現場を全て仕切ってくれた青木氏、そして当日青木氏のアシスタントとして朝から駆けつけてくれた石塚さん。
本当にありがとうございました。
皆さんの協力があって「ときに」大事な作品になりました。
そして今日から「severalfold」リリースツアーが始まります。
まだ見てない方は是非ご覧ください!
Plat Home Nineホームページ
http://www3.to/ph9
PR