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結婚式を考える上京10年目の春

いとこの結婚式で地元の新潟へ帰ってまいりました。

結婚式。
これは大変めでたく、喜ばしい行事ではありますが、こんなことを言うとちょっと偏見を抱かれてしまうかもしれませんが、私はだいたい結婚式に出席すると、どこかとても冷めた目でその場をやりすごすという心情になってしまうことが多いというのが正直なところなのです。

誕生日がおめでたい。とか、子供ができておめでたい。というのは何の疑問も沸かないというのに、結婚ということには、実際どう、おめでたいのか?人の「二人のめでたい」を他人が祝福するというのはどういった感情なのか。という疑問がどこか脳裏を過り、集中して式に参加出来ないということが多いのです。
自分でもおかしな感情だと存じているのですが。。


当然自分が結婚式を挙げたいとかそういった願望すら、生まれてこのかた抱いたことが一度もないので、この結婚式という行事の大切さを100%理解しようとしても、どこかけじめのつかない違和感を感じてしまうのかもしれません。

いまのところ結婚式というのは、それまでの人生でお世話になった人たちを集めてその人たちの間で、久々の再会で喜びあったり、二人が一緒に生きていきますよ。という事実を、人を巻き込んで、簡単に「縁」というものを切り離せないように多数の人に確認してもらうことに意味があるのではないだろうか。と思っております。


とりあえず今回の式は大変アミューズメントな式でありました。それもこの疑問を増幅させてしまった原因の一つであります。

本当はキラキラした衣装も、おいしい料理もいらなくて、両親や友達に自分の新しい家族への決意を直接言葉で伝えることができたらそれでよいのでは。あとはそれを継続するための覚悟。それさえ持っていればと。


結婚式の話はこれで終わりにしまして、正月以来の帰省でしたが、相変わらずまだまだ寒かったです。まして薄着をして式に参加していたので、今朝から少々喉の痛みを感じています。風邪なんだろうか。。。

実家にてアナログレコードの荒井由美「ミスリム」を聴いていました。
アナログっぽい音というのと、本当のアナログの音はやっぱり違いますね。
聴いてるだけで暖かさが分かります。
実家で暮らしていたころは、レコードなんて埃のかぶった使えないオーディオでした。実際音も出なかったのでまともに聴いたことなんてありませんでした。
しかし昨年父が新しいアンプを設置し、晴れてレコードが聴けるようになったのでした。荒井由美は2年くらい前から聴きはじめて、衝撃的に感動し、ひたすら聴いていたのですが、「ミスリム」も「ひこうきぐも」の発売したての頃に買ったレコードがまさか実家にあるなんて知りもしませんでした。これを発見した時の興奮は尋常ではありませんでした。このボロボロのレコード盤は私にとっては実家の宝であります。



夕方頃の新幹線で東京へ戻ってきました。
思い返せば、上京したのは10年前の4月初旬です。
10年後の私はまた今日上京しました。

また変わらない春がきました。
それが良くも悪くもいまのところの私の人生であります。



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