もういくつ寝るとお正月ですねー。
1年で1番好きな日は?と聞かれたら「正月です」と答えたいくらい正月好きです。
ということで2011年に別れを告げるべく今年を振り返っておりますが、今回は夏です。
7月。
今の部屋に引っ越して初めての夏でした。うちはビルの3階なのですが、天井に窓があり、そこから灼熱の日差しが入り込み、じゃがいもも、タマネギも、食パンも腐りかけて大変でした。
外山君が参加して5ヶ月経つので、そろそろライブを1回してみよう。ということになった矢先、ライブまで1週間という時期に、なんと驚くことに私を筆頭にメンバー全員風邪をひく事態に見舞われ、私はまたしても声が全くでない始末。医者に行ったら気管支炎と言われ沈黙の暑苦しい日々でした。
ライブ当日は全員で浅田飴を舐めて本番に臨み、散々な結果に終わりました。
まぁ、最初から上手くなんていくほど甘くはないですねぇ。
旅もしました。東北を応援しよう。というコンセプトの1日10000円で新幹線が乗り放題という切符が発売されたので、それを使って宮城県の松島へ行ってきました。松島は小さい頃に家族で行ったことがありました。震災の影響は他の海岸沿いの場所よりは少なかったとは聞いていたけれど、やっぱりギリギリの状態で営業しているように感じました。営業しているお店もまばらでしたし、石垣が崩れていたり、石碑のようなものの倒れたりしていました。
海が青くて穏やかでしたが、この日も数時間前に、震度4くらいの地震があり津波注意報がでていたのでした。
私はただ観光して帰ってきました。
とても松島の島々が綺麗でウミネコが元気に飛び交っていました。
いつも通りの生活を取り戻したのは自分や自分の周りだけで、それは大切なことだけど、まだまだ何も終わってないんだと思い出した感覚の自分に戸惑ってしまったのでした。
8月。PH9はライブがいっぱいありました。えの、小原、なかじの3人での演奏は8月で最後になりました。
8月の終わり、地元の新潟へ帰省して翌日の朝、母方のおばあちゃんが亡くなりました。あまりにも急でした。前日の夜、丁度お母さんと、おばあちゃんのお見舞いに行きたいね。という話をしていたので、ちょっと信じられなくて気持ちが整理できませんでした。病院に着いたときにはもう間に合いませんでした。おばあちゃんは面影もなく別人のように痩せ細って小さくなっていました。
たまたま帰省した日にこんなことが起こるなんて夢にも思わないでしょう。
おばあちゃんと一緒によく行った山を歩きました。
何も変わらない景色と、大人になった自分しか居ませんでした。
蝉の声が大きく鳴いて子供の頃に戻ったような気持ちでした。
次回は残暑の9月、まだまだ暖かい10月。
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