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えのでん

毎日のこと、ちょっといつもと違うこと

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we are (not) replaceable.

去年10月。
「来年の春はどうしてんのかなー。なんやろうよ。なんか。」

なんて何気ない会話から決まった今回の企画の話は、アスリープの初ライブを見にmerry go roundに行った時に、57picturesの天野くんと私とIf I Ran The Circusのユウタさんとの3人の雑談から始まった。

コンピも作ろうという話も同時に出て、私たちも来年はアルバムを作るという目標がずっとあったから丁度その足掛けになるし、ということになった。

今年に入り具体的に日取りも決まり(イフアイは諸事情により出演のみとなった。)2月の頭にレコーディングや出演者決め等話し合いをした。

フードもやろう、つまみになるのは何がいいかな、やっぱり唐揚げだよね、なんて話を57ねもつん とも話していた矢先のこと。

小原さんが脱退することが決まった。
まず1番に57に伝えなくてはいけなかった。

せっかく勢いをつけて活動していく57に出鼻をくじくような事態になってしまい、申し訳ない気持ちと、今の状態が終わってしまうことも信じられず、これからのことを同時に考えなくてはならない複雑な気持ちをかかえ、過ごす日々だった。

こんな気持ちの中で、丁度作りかけていた新曲が出来上がった。

スタジオで合わせてみると、ものすごくすんなり曲のイメージが決まって、今回は4人で作る最後の新曲として4人でコーラスに挑戦してみることになった。
普段歌い慣れていない外山君とナカジにも歌ってもらうことにした。

4人で声を合わせるのは難しい。でもうまく合わさった時にこれまで感じたことのない一体感を感じた。

この曲は大事な曲になるだろうと思った。

その後57とのやりとりで、やる事も山積みで、もやもやした気持ちもいつのまにかふっとんでいた。


あっという間に時は過ぎ桜の時期も越え、57との初めてのsplitCDが完成した。
そのCDはお鈴さんが都内を駆け巡ってくれて、新宿や渋谷や下北沢等色んなところに配置された。

4月はライブもしばらく空いていて、各々の都合でスタジオの回数も少なく、目前にイベントも迫ってきて当然のことながらいつもの集客への不安やらなにやらで、そわそわと毎日が過ぎていった。

当日まで残り2週間弱となった時、ナカジが「やっぱりZine(冊子)を作りたい」と言出し、急ピッチで57へのインタビューが行われた。
これに関しては私はあまり関与していないが、とにかく時間がないなか編集作業は毎晩深夜に及び大変そうだった。

ギリギリで完成したのはイベントの2日前。

そして迎えた当日。オープン前、天野くんが「始まったら一瞬ですよ。気づいたらもうステージ立ってますよ。」なんて言っていたけど、ほんとにその通り。
57のライブが始まった時、もう自分のライブが始まったような気持ちだった。

お客さん、来てくれるかなー。と心配していたが、気づけば満員になっていた。

57の1曲目の「クレアシオンの森」はもう事前に聴きまくっていたので、もう歌えるほどだった。

57のライブは最近ものすごく熱量を増していてライブ感がある。
それに加えて曲に優しさがある。見ている人1人1人に降りてくるような感じ。

そして終盤にさしかかった時に、まさかの私たちの曲「Switch Back」が演奏された。
一言も知らされておらず、本当にびっくりした。と同時にCD発売の日にその限られたライブの時間の中、この日だけの特別な演奏をしてくれた心意気にただただ嬉しかった。

最後にこれまたCDで聴きまくった「あの季節に会いに行く」が演奏された。
もう1曲聴きたくてアンコールがしたかった。


転換になり、そこへ畳み掛けるようにDJαが作ってくれた「うみびのはな」が流れ、思わず涙してしまった。


本番は一瞬で終わった。

沢山の人が見てくれていた。
本当に有り難かった。もうその他の言葉が浮かばない。

57picturesと作った変わりのきかない大事な1日になった。

打ち上げはもう皆ぐったりして、静かな食事会のようだった。


本当におつかれさまでした。


次回は小原太郎ラストライブ
5/6(火祝日)@新宿ナインスパイス
START18:00 TICKET¥2000
kooreruongaku
piece of planet
your last chicken
Apte
Plat Home Nine

新曲の歌詞を載せときます。

すすきが原

ゆれる すすきの穂が 窓辺に映る
重ねた言葉は 空模様に消える

空き地の隅に作った隠れ家
大人になったら忘れてしまうの?

燃ゆる春の雪に 会いにゆくために
舞い散る種の 命行く先に

私はここで 今も息をしてる
なびく風 赤い空を映して

傘を閉じたなら 隣の街まで
歩いてゆける気がした夕暮れ










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2014年早春

さむいさむい。
でも随分日差しの力が強くなってきたようだ。
ブログを1年近く放置してました、のはさておき。

この1年色々あったような、ないような。
2013年はアルバムを作るといって作れなかったり、アイホンに替えてバタバタしたり、個人的に転機を迎えたり、バイト替えたり、歌ったり、泣いたり、笑い転げたり、頭を炒めたりした。

酷い総括ですが、ごめんなさい2013。

2014年は心を入れ替えて!ということで、先日レコーディングしてきた。
1曲だけだけど、久々のあの感じだったなぁ。

ライブに比べてレコーデングの場数というのはなかなか踏みづらいもので、まだ緊張と本領発揮の境に彷徨う精神状態を自分のものに出来ていないというのが、情けないところではあるが、こればかりは日々の積み重ねが全てモノを言うんでしょう。

私は私自身の実力に今しがた落胆している。
今から遅いこともない、人生はこれから。
まるで老後の発言のようだが、この幸福な落胆こそ、望んでいたものだったのかもしれない。



今日は久々に時間が少しあったので、羽根木公園の梅の花を見てきた。
2011年3月11日後の数日間の実感がすっぽり抜け落ちた、曖昧な記憶の出口に、羽根木公園の梅の花を一人で見に行った記憶があった。

あのときは、満開だった気がするが、今年の梅はまだ三部咲きくらいの木もあったが、もう花
も萎み終わりかけた木が多かった。
少し開花が早いような気がした。

3年前もこの木を見ていたと思う。



D

しばらくライブハウスにあまり顔を出さない期間が続いたため、4月からは心を入れ替えライブハウスに積極的に行くことにした。

ライブハウスに行かないとやっぱりダメだな。と実感している今日この頃。
今日は静カニ潜ム日々のレコ発に行ってきた。

川元くんのギターがジャズマスターになってから初めてみたが、めちゃくちゃ良かった。特に歪みが。
結構歪んでるのにジャズマスターの味がちゃんとしっかり出ていて、見習いたい音だった。




今年はみんなで花見もしなかった。
4月に入って個人的にバイトのあれやこれやで全く落ち着かず、疲れと焦りが蓄積して心にでかい出来物が出来た様に重くなっていた。
あんまり疲れたのでスーパー銭湯たる場所へ行ってきた。
自分は結構のぼせやすいため、あまり長時間風呂に浸かっていることができない。
元が取れたかは知らないがとにかく風呂に入ってラーメンを食べ、昼寝をして帰ってきた。
たまにはいいだろう。許しておくれ。誰に言ってんだかね。



最近はジェフバックリーばかり聴いている。

GRACEはドロップDだったんだな。

やっぱドロップDからは離れられないんだよ。






東急東横線渋谷駅最終日

ついに今日がやってきた。

今日は1日中仕事だったが、昼の休憩中にちょっと渋谷駅を覗きに行ってきた。
昼過ぎの3時半くらいだったが、既に混雑はおとといの比ではなかった。

郷愁に浸る間さえも与えてもらえない感じだ。
しかし私も東横線好きとして最終日にホームを歩きたかったので、流れに身を任せ15分程改札内に滞在することができた。


人が何故か全く写らなかった。


こんな感じで皆写真をとっている。

さようなら。

ホームを歩いていると、人に話しかけられた。
(偏見として受け取らないで欲しいが、)どこからどう見ても鉄道ファンっぽい人だったが、
鉄道ファンっぽい人「あ、あのすみません」
私「はい?」
鉄道ファンっぽい人「あ、あの皆何を撮ってるんです、かね…?」

(この人どうみても鉄道ファンっぽいし、カメラ片手に何故ここにいるんだ?)と思いつつも、

私「今日で渋谷駅使われるの最後なんで…。」

と応えたら、
鉄道ファンっぽい人「え、じ、じゃあただ駅を撮ってるだけなんですか?」

私「そうですよ。ただ駅を撮ってるだけです。」

鉄道ファンっぽい人「はぁ。ただ駅を…。」

私「…。」

と、少し沈黙をおき、彼は去って行った。

ちなみにちゃっかり写真は撮影していた。

そうか。みんなただ駅を撮っているだけなのか。と改めて思うと、ちょっと笑えてきた。

そしてバイトへ行って働いた。

私のバイト先は東横線の真下に位置し、今日は上の混雑の煽りを受けて大変忙しかった。
そして3月31日までお店は営業するのに、駅と一緒にこの店たちも今日で閉店するのだと勘違いしてるお客さんも何人か居た。

バイト後、見納めと思い正面改札の階段を登ったら、大混乱が起きていた。もやは改札すら見えない。そのまま立ち止まることも出来ずに、流され通り過ぎた。
こりゃお手上げだ。
金曜日だし、普通に東横線に乗って帰る人は電車に果たして乗れるんだろうか。と思った。

これだけの人が最後を見にきて、85年の歴史に終止符を打った東横線渋谷駅。
明日からはヒカリエの麓で始まる、新しい東横線そして副都心線渋谷駅。

電車の来ないホームに思い出を馳せて。
2013年3月15日東横線地上渋谷駅終了なり。



そして最後渋谷駅に吊ってあった写真は、中井精也さんという写真家の作品で、渋谷駅メモリアル写真集の中に載っている。
この写真集はとても良い。

しっかり購入しました。↓









東急東横線渋谷駅その2

現東急東横線渋谷駅も残り3日ということで駅を見に行ってきたら…。

人の量が予想を遥かに上回っていた…。

鉄道好きらしき人たちは勿論、OLっぽい女性も、東横線では運転を終了する9000系がやってきたのを見てスマホで写真を撮っていた。

カメラを構える多数の人。フラッシュをたくな!という声もきこえる。
勿論写真を撮りたい気持ちは分かるが、違反はダメだ。
駅に迷惑をかけるのは、渋谷駅に対して失礼だ。

感謝の思いも含め、何とかささっと写真を撮って、あとは心に焼き付けておこうと思った。


毎日毎日通った渋谷駅のホーム。仕事に疲れた夜も、ライブの打ち上げ明けの朝も。


改札前の光景。


人の少ない武蔵小杉駅にて9000系を撮った。


この東急東横店東館も無くなる。というか3月31日で閉館する「東横のれん街」は現バイト先。ああ、ほんとにこの開発に翻弄されているよ。私の生活。

今日は人が多過ぎて大変だったので2012年2月頃の渋谷駅の写真を何枚か載せよう。



先頭側のホームの屋根が無いところが開放感があって好きだった。
この何気なくとった写真たちも今となっては大切だな。


そして、いよいよ3月16日から相互直通運転開始。
とてもとても感慨深いものがある。



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